スイミングスクールどこがいい?選び方は?比較の仕方教えます!

スイミング子供

 

スイミングスクール選びで悩んでいませんか?
何を基準に選べばよいのか?何を比較すればよいのか?
見学でどこを見ればよいのか?ママ友に何を聞けばよいのか?
出来るだけ分かりやすく解説いたしますので是非参考にしてみて下さい。

 

このページは情報量が多い為、長文となっています。(約10000文字)
ブックマークして少しずつ読むか、目次より気になる部分をお読み下さい。

お急ぎの方は「まとめ&編集後記」へ

 

選ぶ・比較する前にまず何のためにスイミングスクールに通わせるか?を考えましょう。

 

親のあなたが子供を「何のためにスイミングスクール通わせるのか?」をまず明確にしましょう。

 

なぜ子供をスイミングスクールに通わせるのですか???
  • 水泳のオリンピック選手になって欲しいから?
  • 水泳選手になって欲しいから?
  • 水泳の大会に出場する我が子を応援したいから?
  • バタフライを格好よく泳ぐ我が子を見たいから?
  • 学校のプールの時間に恥をかかないように?
  • 家族で海に遊びに行った時に楽しめるように?
  • 水の事故に対して自分で自分の身を守れるように?
  • 親が水泳をしていたからとりあえず・・・?
  • 自分が泳げないから子供には水泳を・・・?
  • 何か体を動かすスポーツをさせたかったから?
  • 子供のお友達がスイミングに通っているから?
  • 子供に「スイミングに行きたい!」と言われたから?
  • 子供が水に対して恐怖心があるから?
  • 泳げないよりも泳げた方が・・・いいかなぁ。

理由は色々あると思います。
選ぶ時にその理由も一緒に思い浮かべながら考えてみて下さいね。

 

スイミングスクールの料金で比較・選択する

 

スイミングスクールの料金体制はいくつか種類があります。

週1回 4000円台~8000円台
  • 月額料金で同じ曜日に週1回
  • 月額料金で曜日自由で週1回
  • 月額料金で月4回などチケット制
週2回以上 6000円台~11000円台
  • 月額料金で2つ以上の曜日に週2回以上
  • 月額料金で曜日自由で週2回以上
  • 月額料金で月8回~などチケット制
  • 月額料金でフリー制度で月何回でもOK!

料金に大きな差がありますが、大手の有名スイミングスクールは週1回で6000円~7000円台が平均の料金となります。

 

料金が高めに設定されているスイミングスクールは、都市部にあるか近くに競合がない施設が多いですね。

 

極端に料金が安い所は、市営のプールなどで行われているスイミングスクールです。

 

家族割引や兄弟割引、年一括払い(10か月分)などの割引制度を設けているスイミングスクールもあります。
でも、料金はスイミングスクールの比較対象にはなりますが、選択対象にはなりませんね。
一応、月に週1回で6000~7000円かかるという事だけ知っておきましょう。

 

スイミングスクールの時間や曜日で比較・選択する

 

時間と曜日で比較・選択してみましょう。

これは、とても重要ですね。最近の子供は忙しいですね。複数の習い事をしている子供も少なくありません。平均では2~3個の習い事をしているそうですが、平日週5日習い事や同じ日に2つ掛け持ちの子供もいます。
私がスイミングスクールで教えていたお子様で最強の強者が11個の習い事をしている男の子がいました。(水泳・テニス・英語・習字・塾・体操・そろばん・ピアノ・サッカー・空手・ギター)本人は「めっちゃ忙しいけど、めっちゃ楽しいで!」との事。

 

多くの習い事をしている子供も忙しいですが、親も忙しいですね!
送り迎えや習い事代を稼ぐための仕事など。子供の為なら!

 

スイミングスクールの時間や曜日の種類

平日の月曜日~金曜日は年齢や学年ごとに時間が分かれています。余程の遠距離でない限り落ち着いて通える時間です。時間の選択肢は基本的にありません。
年齢や学年が上がれば、半強制的に1つ遅い時間を勧められます。最悪の場合、兄弟で別の時間帯になる事もありますが、融通の利くスイミングもあるので相談してみましょう。

 

土曜日~日曜日は行っていないスイミングスクールもありますが、午前クラスと午後クラスに分かれており平日よりも時間の選択肢は多い場合があります。
しかし、土曜日は学校行事が入ったり家族でお出かけや旅行の予定が入る場合が多いですよね?振替制度のないスイミングスクールも多くありますので(定員の為)注意が必要です。

 

習い事が多い子供の場合は曜日フリー制度がある所がお勧めですが、スポーツ系の習い事で曜日や時間が固定されていないと「今日は疲れているから…」という理由で休みがちになり中途半端になる可能性がありますし、曜日時間固定でないと行く度に違うコーチに教わる可能性が高いので、個人的には曜日固定でスイミングスクールに通うのが良いと思います。

 

スイミングスクールは同じ時間帯に同じレベル(級)でクラス編成をしていますので、個人的な理由の融通が利かない場合が多い事は知っておいてくださいね。
また、年齢や学年が上がる度に1つ遅い時間への移動がある事を頭に入れておきましょう。

 

スイミングスクールのスクールバスで比較・選択する

 

住んでいる地域とスイミングスクールとの距離や保護者が送り迎えできる、子供が自分で通えるなどの条件によりますが、スクールバスの有無によってスイミングスクールに通えるか?通えないか?という選択の方も少なくないのではないでしょうか?

 

私の勤めていたスイミングスクールの内1つは山を切り開いた町にありました。
それでも商圏内の人口は15万人ぐらいいます。結構多いのですが、交通の便が非常に悪い!電車の最寄り駅は遠いし、何と言っても坂が多い!スクールバスで子供たちを集めてこないと生徒が集まりません。そこのスイミングスクールにとって、スクールバスは生命線です。

 

スクールバスについて何を確認し比較・選択すると良いでしょうか?
  1. スクールバスの料金
  2. スクールバスの停留所
  3. スクールバスの運行時間
  4. スクールバスの定員
  5. スクールバスを運行する曜日
  6. スクールバスのドライバーの口コミ
  7. スクールバスの安全管理
  8. その他スクールバスサービス
スクールバスの料金

スクールバスの料金が無料の所が多いですが、中には100~500円/月や50円~/1回など料金がかかる場合もあります。それほど大きな金額ではありませんが、年間で考えると月500円の場合は年間6000円にもなります。比較の対象になりますね。

スクールバルの停留所

バスがどこまで迎えに来るかがとても重要です。住んでいる地域によって異なりますが、自宅からスクールバスのバス停までの距離はとても大切になります。子供1人で大丈夫な距離なのか?その場所は安全な場所なのか?帰りなど暗くて危険ではないか?他に乗降する子供はいるのか?実際に通う事をイメージしてみる必要がありますね。

スクールバスの運行時間

バスに乗りたくてもスクールバスの運行時間が合わなかったら意味がありません。
入りたいクラスの時間に間に合わない場合もあります。バスに乗るために1つ遅い時間のクラスになって「周りの子供の年齢層が高い」という事もあり得ます。
また、バス経路の後半になると帰宅時間が遅くなる可能性もあります。バスに乗る時間が長くなる場合はバスの中での時間の有効利用も考える必要がありますね。(宿題や勉強、読書など)

スクールバスの定員

スイミングスクールのバスの台数には限りがあります。バス1台を運行させるのにかなりの金額がかかります。スクールバス希望者が多いからと言って簡単に台数を増やせるものではありません。スクールバスの定員問題はどこのスイミングスクールでもあります。特に近年は親の共働きが増えスクールバスのキャンセル待ちが多いのが現状です。
可能であれば実際に通い始める前にスクールバスの申し込みを早めにすることをお勧めします。

スクールバスを運行する曜日

スクールバスは曜日によって運行するルートが変更となるスイミングスクールが多いです。幼稚園や学校の終了時間や曜日ごとの人数調節の為に必要な事なのでご理解頂くしかありません。「希望の曜日にバスが来ない!」という事が十分考えられます。予め確認する事をお勧めします。

スクールバスのドライバーの口コミ

子供が大好きで人当りが良く安全運転を心がけているバスのドライバーが大半です。しかし、悲しいことですが同じ業界にいると他のスイミングスクールのバスのドライバーの悪い噂を聞く事がごくたまにあります。
バスの運行中は子供の対応をするのはドライバーしかいないという現状なのでバス内のルールを守れないお子様がいる時はやはり安全面から厳しい口調になる事もあります。その場合はドライバーから報告を受けたコーチからお子様と保護者の方にお話しさせて頂きますが、バスを利用する場合はバス内のルールの徹底をお願いしますね。

スクールバスの安全管理

スクールバスだけでなくバスの運行のためにドライバーの健康管理に対して近年はしっかり対応している企業も増えてきましたが、事故はなかなか無くならないものです。
スクールバスは外部委託している場合が多いのでスイミング側でドライバーのチェックは出来ていないと思います。
また、スイミングスクール敷地内でバスの乗降の際にコーチが付き添うのかどうか?とか、スイミングスクール敷地内の駐車場の導線やバスの誘導がしっかりと行われているか?などは気にしておいた方が良いですね。

その他スクールバスサービス

最近のスクールバスのサービスで増えているのが、バスの運行状況がネットやメールで分かるサービスがあります。定時にバスが来ないとお子様はとても不安になります。
運行状況が分かる事によって落ち着いて待つことができますし、急な変更などもメールで届くので安心です。しかし、まだ導入されていないスイミングスクールが多いので、あればラッキー程度で…。

 

1クラスの人数で比較・選択する

 

比較検討する場合には実際にスイミングスクールに足を運んでレッスン風景を見るようにしましょう。

 

1クラス当たりの子供の人数を見てみましょう。
すべてのクラスの人数を見ても良いのか?悪いのか?分からないと思いますので、特に見て欲しいクラスがあります。

  • 水慣れクラス(級)の一番下のクラス
  • クロール12.5m(呼吸覚え始め)
  • 平泳ぎクラス
  • バタフライクラス

これらのクラスは難易度が高く、進級率が低い傾向にあります。(すべてのスイミングではありません。)水慣れクラスでは、プールに慣れていないお子様が多いので1人1人に時間がかかります。多くても10人以下のクラスが望ましく、メインとサブの2人体制が理想です。

 

クロール12.5mと平泳ぎとバタフライのクラスは、技術的に初めて行う動きが多いので子供達は手こずります。ここでもお子様に理解してもらうために1人1人の補助やアドバイスにかかる時間が長くなります。
子供の人数が多すぎるとコーチがどれだけ丁寧に指導していても練習量不足で進級率が下がります。コーチ1人で子供が20人を超えているクラスは要注意です。

 

しかし、人数が多くてもテンポ良くクラスを回す事が出来るコーチも多数いるのも事実です。当然進級率も低くありません。クラスの子供達の待ち時間が少なく子供たちが常に動いているレッスン状態でしたらOKです!

 

スイミングスクールの時間帯のコース使用数で比較・選択する

 

スイミングスクール単体だったり、スイミングスクールに力を入れているスポーツクラブではスイミングスクールの時間帯はプール全面を使用しているものです。

 

しかし、1コース2コース程度を大人の利用者に開放しているスイミングスクールもあります。他のコースで十分足りているのであれば良いのですが、そうでない場合もあります。

 

また、プールの規模自体が小さい場合もあります。(プールが25mない。コースが少ないなど)

 

進級テストで25m泳ぐのに、練習中は12.5m分しか割り当てられていないクラスも意外と多いものです。技術練習では12.5m程度で十分ですが進級テストまで1度もテストの距離で練習しないのはお子様にとってテスト本番は不安になります。

 

また、基本練習の板キック(バタ足)やクロール・背泳ぎなどは25m以上を泳いで基本的な体力をつけたり技術を養う必要があります。

 

明らかに子供の人数や必要な練習量に対してプールの使用コースが足りなく感じる場合は注意が必要ですね。

 

スイミングコーチのレッスンの様子で比較・選択する

 

スイミングコーチのレッスンの良い悪いを見るポイント
  1. 見本を見せる頻度
  2. 補助や声掛けの頻度
  3. コーチの表情
  4. 子供の表情
見本を見せる頻度

これはとても重要です。子供は説明を聞いて理解をするよりも目で見て理解します。私は説明と見本の割合は1:9だと思っています。「話すより見せろ!」(コーチによって考え方は様々ですが)

 

更に見本の見せ方も重要です。良い見本と悪い見本の両方を見せて、ポイントとなる部分ではゆっくりと説明をしながら見本を見せる事がお子様にとってとても大切な事です。

 

顔つけや水没、浮く姿勢、バタ足、クロールなどすべてのクラス(級)でお子様にやってもらう動作をすべて見本を見せるべきです。それが出来ているかどうか?見ればすぐ分かりますよ。
コーチが見本を見せまくっているスイミングスクールは他の条件が悪くてもお勧めします。

補助や声掛けの頻度

ただ泳ぐだけで子供は勝手に上手になりません。出来ていない部分を”泳いでいる最中”に補助をして修正する事がとても大切になります。
子供に触れずに「よーい。ドン!」などのスタートの掛け声しかしていないコーチをたまに見かけますが、ダメですよ。
出来ているならOK!出来ていないなら補助&アドバイス。コーチの横をただ通り過ぎるのはダメですね。泳いでくる子供を避けるコーチがたまにいます。ウォイ!

コーチの表情

たまに無表情でレッスンをしているコーチを見かけます。ダメです。
子供に説明する時やアドバイスする時は笑顔とは言いませんが、表情豊かに接する必要があると思います。真剣な表情で説明すれば子供には真剣さが伝わります。無表情はダメです。
水慣れクラス(級)のコーチは笑顔で表情豊かが良いですね。子供は慣れてくると表情の変化でコーチの言いたい事が分かるようになります。
暗~いコーチが多いスイミングスクールはお勧めしません。

子供の表情

当然「笑顔」が一番ですね。ニコニコ笑顔でレッスンを受けている我が子を見るのは楽しいしうれしいですね。子供をスイミングスクールに通わせたくなります。
クラス(級)が上がれば練習量も増えてしんどくなるから笑顔が減りますが、コーチに褒められたり、親と目が合って手を振ったり、お友達と仲良くしたり、コーチが面白かったりすると子供はすぐ笑顔になります。
子供の笑顔が少なく感じるスイミングスクールはお勧めしません。

 

選手や育成コースの状況で比較・選択する

 

選手や育成コースがあるスイミングとないスイミングのどちらにするか悩んだ場合は、選手や育成コースがある方を選んで下さい

 

選手や育成コースがあるスイミングを選択すべき理由
  1. 水泳の才能があった場合に水泳選手になれる
  2. 選手育成の担当コーチは指導力が高い可能性が高い
  3. 才能のある子供を発掘する意識が高いコーチが多い
  4. 記録会やグループ大会などが多い
  5. スイミングスクールのゴールがない
  6. 水泳経験者のコーチが多い
水泳の才能があった場合に水泳選手になれる

実は水泳の才能があってもスイミングを辞めていくお子様はとても多いのです。
才能があっても本人にその気がなかったり、選手コースがなかったり、親が興味がなく辞めさせてしまったり。などなど
子供は実に様々な才能を秘めています。才能を開花させるチャンスに挑戦するのも子供教育の一環だと私は思います。まずは、挑戦してみるべきだと思います。

選手育成の担当コーチは指導力が高い可能性が高い

選手や育成の担当コーチは基本的に指導力が高いです。
育成や選手コースのコーチの指導力ってどのぐらい?でも解説しています)
そのコーチが水慣れ級や泳法級で自分の子供を担当する可能性は十分あります。私も選手コースを担当しながら、選手の子供以外に週に300人担当していました。
自分で言うのもなんですが…他のコーチよりも合格率は高いし合格した時点のレベルはとても高いです。自分の担当のお子様は全員選手コースに入れるつもりで指導していますので。

才能のある子供を発掘する意識が高いコーチが多い

水泳の才能って様々あります。ここで解説すると長くなるので別記事で紹介します。
水慣れクラス(級)でしたら、「足首の柔らかさ」「水の中での動き」「水を捉える能力」「キックのリズムや推進力」などなど。泳法クラス(級)でしたら、「肩の柔らかさ」「泳ぎのリズム」「目で見た物をコピー(再現)する能力」「体のバネ」などなど。他にも「メラメラと燃えるやる気」「強烈な負けず嫌い」「溢れるほどの一生懸命さ」「泳ぐのが大好きすぎる笑」などなど。
才能がある子供は早く上のクラス(級)にコーチたちは進級させようとします。

記録会やグループ大会などが多い

記録会や系列グループの大会などに出場することは子供にとってとても良い事です。
良いタイムが出れば、「次も頑張ろう!」と思えるし、勝てば「次も勝ちたい!」と思えるし、負ければ「次こそは!」と頑張れます。
近年の義務教育では優劣や順位などを付けることを避けていますが、基本的に”子供は競争が大好きです”。競争でこそ子供の潜在的な才能が開花すると私は思っていますし、それを目の当たりにしてきました。
競争や優劣、順位付けで子供同士のトラブルが起きるのは周りの大人のフォローの仕方が悪いと思っています。詳細は割愛。

スイミングスクールのゴールがない

バタフライ習得の後の個人メドレー習得で進級基準が終わるスイミングスクールも少なくありません。私も子供の頃通っていたスイミングスクールで個人メドレーの1級を3回合格した後に「もっと上のレベル目指したいなら選手コースのあるスイミングに行ったら?」と言われてスイミングを移籍した経験があります。
選手育成コースは水泳の大会に出場しベストタイムを伸ばすために、フォームや泳ぎ、体力、泳力の更なるレベルアップを目指すクラスなのでゴールがありません。
せっかく水泳を習うのであればとことんレベルアップして欲しいものです。

水泳経験者のコーチが多い

スイミングの元選手コースの子供達がスイミングコーチとしてアルバイトや社員で帰って来ることはよくある事です。当然私もその1人ですし、私の教えていた子供達がコーチになりたい!と面接を受けに来る事も多々あります。即採用です。
選手育成コースでコーチから様々な泳ぎのアドバイスを受けて来て頑張っていた子供達はコーチとしてもレベルが高いです。水慣れクラス(級)の指導は苦労していますが、泳法クラス(級)では上手な見本と丁寧な指導で子供たちの心を鷲掴みにしています。

 

圧倒的な理由で選手コースがあるスイミングを選ぶことをお勧めします。
どこにしようか?悩んでいるスイミングすべてに選手コースがある場合は、「選手コースの選び方(仮)」の記事を作成予定なのでそちらを参考にして下さい。

 

ママ友やお友達の親の情報で比較・選択する

 

実はこれが一番信頼できる情報です。
実際に経験、体験、実感している情報なので信憑性があります。
しかし、人それぞれ価値観が違いますので話を聞く時は客観的に聞くようにしましょうネ。

 

また、1人だけから聞くのではなく出来れば4~5人に話を聞いた方が良いでしょう。
基本的に女性はデメリット(愚痴)が多いです。男性はメリット(自慢)が多いです。ですので、女性からメリット(良い話)、男性からデメリット(批判)を聞く事が出来たらそれは信憑性の高い情報だと思って良いでしょう。

 

良いコーチが多い!子供が楽しんでいる!すごく上手になった!という話が出たスイミングはオススメのスイミングスクールです。

 

くれぐれも、仲の良いママ友が行っているから!で選ばないでね。泳ぐのは子供です。
また、子供の友達が行っているから!もあまりお勧めできません。お友達が先にスイミングに通っているならすでにクラス(級)は上です。そう簡単には追い付きません。
同時期に入会してもやはり差が出るものです。親も子供もお互いな~んとなく気まずいです。
スイミングスクールは地域によっては、様々な学校の子供が集まります。学校とは別のお友達の輪(親もね)を作る良い機会だと思った方が良いかと。

 

まとめ&編集後記

 

選ぶ・比較する前にまず何のためにスイミングスクールに通わせるか?を考えましょう。

オリンピック?水泳選手?学校のプールの為?水の事故から身を守るため?海で楽しめるように?スポーツをさせたかったから?子供が行きたい!と言ったから?水に対して恐怖心があるから?などなど理由は色々あると思います。
理由が明確であれば、答えが出やすいですね。

 

スイミングスクールの料金で比較・選択する

週1回 4000円台~8000円台

  • 月額料金で同じ曜日に週1回
  • 月額料金で曜日自由で週1回
  • 月額料金で月4回などチケット制

週2回以上 6000円台~11000円台

  • 月額料金で2つ以上の曜日に週2回以上
  • 月額料金で曜日自由で週2回以上
  • 月額料金で月8回~などチケット制
  • 月額料金でフリー制度で月何回でもOK!

スイミングによって料金形態が異なりますが、一般的に週1回6000~7000円が相場です。

 

スイミングスクールの時間や曜日で比較・選択する

平日の月曜日~金曜日は年齢や学年に合わせた時間設定になっています。
年齢や学年が上がった場合、1つ遅い時間のクラスに変更する事を勧められる場合があります。
土曜日~日曜日は行っていないスイミングもありますが、午前クラスと午後クラスに分かれており時間的な選択肢はありますが、学校行事や家族の予定で休んだ場合の振替制度がないスイミングもあるので注意が必要です。

 

年齢や学年、レベル(級)が変わるに度に1つ遅い時間帯のクラスへの変更が必要になる事は頭に入れておきましょう。

 

スイミングスクールのスクールバスで比較・選択する
  1. スクールバスの料金
  2. スクールバスの停留所
  3. スクールバスの運行時間
  4. スクールバスの定員
  5. スクールバスを運行する曜日
  6. スクールバスのドライバーの口コミ
  7. スクールバスの安全管理
  8. その他スクールバスサービス
1クラスの人数で比較・選択する

特に見るべきクラス(級)

  • 水慣れクラス(級)の一番下のクラス
  • クロール12.5m(呼吸覚え始め)
  • 平泳ぎクラス
  • バタフライクラス

難易度が高く、進級率が低い傾向にあるクラスで個別指導が他のクラス(級)よりも必要となります。子供の人数が多いなぁ…と思う場合は要注意!
しかし、コーチが2人以上であったり子供の待ち時間が短くテンポ良くクラスが回っている場合は大丈夫です。

 

スイミングスクールの時間帯のコース使用数で比較・選択する

大人の会員に一部を開放していたり、プールの規模自体が小さい場合があります。
使用できるコースが少ないと、子供にとって必要な練習量が足りなくなる場合があります。
練習の風景を見ると判断しやすいですね。

 

スイミングコーチのレッスンの様子で比較・選択する

スイミングコーチのレッスンの良い悪いを見るポイント

  1. 見本を見せる頻度
  2. 補助や声掛けの頻度
  3. コーチの表情
  4. 子供の表情

これらは、比較・選択する場合に結構重要なポイントとなりますので実際に見学に行くことをお勧めします。

 

選手や育成コースの状況で比較・選択する

選手育成コースがあるスイミングを選択すべき理由

  1. 水泳の才能があった場合に水泳選手になれる
  2. 選手育成の担当コーチは指導力が高い可能性が高い
  3. 才能のある子供を発掘する意識が高いコーチが多い
  4. 記録会グループ大会などが多い
  5. スイミングスクールのゴールがない
  6. 水泳経験者のコーチが多い

 

ママ友やお友達の親の情報で比較・選択する

一番信頼できる情報です。
しかし、人によって価値観が違いますので鵜吞みにせずに客観的に聞きましょう。
良いコーチが多い!子供が楽しんでいる!すごく上手になった!という口コミがあるスイミングはオススメです。
ママ友や子供の友達関係でスイミングを選ぶのはお勧めしません。スイミングスクールでは普段と違う友人関係を築く事をお勧めします。(親子ともに)

 

 

編集後記

とてつもない長文になってしまいました。1つ1つ別記事にしようかと思いましたが、複数ページを渡り歩くのも面倒かと思い1つの記事にしました。

 

長文になったという事はそれだけ最初のスイミングスクール選びが重要だという事です。
「合わなければ別のスイミングに移ればいいじゃん!」と思うかもしれません。それも選択肢の1つですので良いのですが、(子供が他が良い!と言ったならいいですが)子供にとって移籍は多少なりともストレスになります。
前のスイミングで仲良くなった友達やコーチを離れるのは寂しいし、新しいスイミングに馴染めるか不安ですし。スイミングが変われば進級基準も違うし。
出来る事ならスイミングの移籍は選手レベルになってからが良いですね。

 

個人的に一番重要視すべきポイントは、「スイミングコーチのレッスンの様子」で比較・選択する事だと思っております。
見本を見せる頻度やそのレベル、補助や声掛けの頻度、コーチや子供の表情を見ればスイミングスクールごとの差が見えてくると思います。
良いスイミングとお勧めできないスイミングは実際に見学すると歴然と差が見えてきます。

 

しかし、それも施設責任者やヘッドコーチが変われば良くなる事も悪くなる事もありますので注意が必要です。

 

まずは冒頭で紹介した「なぜ子供をスイミングスクールに通わせるのか?」という部分はちゃんと考えて親としての方向性を明確にしておきましょうね。
ここまで読んで頂いてありがとうございます。

 

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